色ムラやダメージを防ぎたい! 白髪染めの上手な活用法

お金を節約するために自宅で自分で白髪染めをする人も増えています。
白髪染めの種類も豊富ですし、費用が安くすむのもメリットです。
しかし、全体を均一に染めたいのにムラになってしまったり、髪がパサパサに傷んでしまったりなど、セルフ染めの悩みも意外と多いです。
そこで、失敗せずに上手に自分で染めるコツを紹介しましょう。
この記事の内容
用途に合った白髪染めのタイプを選ぶ

白髪染めにもクリームタイプや泡タイプ、液状タイプなど、様々なものがあります。
使いやすさは人によって違っていますし、全体染めするのが根元や生え際などの部分染めをするのかで、選ぶ種類も変わってきます。
全体染めするなら伸ばしやすい泡タイプや液状タイプが向いていますし、部分染めにはクリームタイプが向いています。
目的や用途に合った白髪染めを選ぶようにして、使いやすくて相性のいいものを見つけましょう。
染める前の準備でムラを防ぐ

白髪染めの塗り方は均一なのにムラになってしまうのは、髪の毛に不要なものが付いています。
トリートメントやコンディショナーの油分、ヘアケア剤のコーティング成分が髪に残ったままだと、白髪染めの薬剤をそこだけ弾いてムラになってしまいます。
染める直前のシャンプーは一見染まりやすそうですが、実は表面のキューティクルが弱っていてムラやダメージの原因にもなります。
しっかりと前日は染める当日の朝までにシャンプーは済ませておいて、髪に余分なものがない状態にしておきましょう。
染めた後のトリートメントの重要性

市販の白髪染めはかなり強力で、誰でも簡単にしっかり染まるように作られています。
実は美容室の白髪染めよりも強力な薬剤や染料が使われていますから、当然頭皮や髪のダメージも大きくなります。
必要最小限のダメージで留めておくためにも、染めた直後にしっかりトリートメントをしてあげましょう。
髪にいい栄養や補修成分、保湿成分などが入っていますから、髪のダメージを防いでくれます。
染めた直後が一番髪のダメージが大きいですから、面倒がらずにしっかりトリートメントするのが得策です。
放置時間は長くても40分程度

白髪染めを塗り終えた後、しらばく放置します。
放置時間は種類によって違っていますが、だいたい30分前後のものが多いです。
しっかり染めたいと時間を延ばせば延ばすほど、髪の毛が傷んでしまいます。
長くても放置時間は40分程度にしておいて、髪のダメージを食い止めるのが大切です。
根元だけを部分染めしたい場合

根元だけリタッチで染めたい場合には、クリームタイプの白髪染めがおすすめです。
テクスチャーがやや硬めですから、狙った部分に塗りやすいです。
ブロッキングしても根元にだけ塗るのが大変なら、カーラーを活用しましょう。
カーラーで髪を巻いてあげれば根元がしっかり露出して塗りやすくなります。
ダメージがある時には白髪染めはしない

普段の生活の中でも、髪の毛は傷んでしまいます。
ダメージがある状態で刺激の強い白髪染めをしてしまうと、髪はきちんと染まってくれませんしさらにダメージが進んでしまいます。
髪が乾燥して表面のキューティクルが傷ついていると、均一に薬剤や染料が浸透しにくくムラになりやすいです。
髪が回復するまで白髪隠しで乗り切るか、ヘアカラートリートメントなどの髪に優しいタイプを使いましょう。
多少お金がかかってもいいなら、ダメージヘアを美容室で染めてもらうのもおすすめです。
まとめ
市販の白髪染めでも、注意点を守ったり使い方に工夫するだけで、悩みも改善してくれます。
ムラにならずに美しくきれいな仕上がりになりますし、髪への負担を減らすことだってできます。
慣れてくれば美容室に通わずにセルフの白髪染めだけで、白髪のない髪をキープすることもできます。
今はカラーバリエーションも豊富ですから、明るめの髪色にすることも可能です。